新型コロナウイルス感染症特別貸付とは
目的
新型コロナウイルス感染症の影響により、一時的に業況が悪化している事業者を対象とした貸付制度です。
対象者
新型コロナウイルス感染症の影響により、一時的に業況が悪化しており、次の①または②のいずれかに該当する方
①最近1か月間の売上高、または過去6か月間の平均売上高が過去4年間の同期と比べて5%以上減少した方
②業歴3ヵ月以上1年1ヵ月未満の場合、最近1ヵ月間の売上高または過去6ヵ月の平均売上高(業歴6ヵ月未満の場合は、開業から最近1ヵ月までの平均売上高)が次のいずれかと比較して5%以上減少している方
- 過去3か月の平均売上高
- 令和元年12月の売上高
- 令和元年10月~12月の平均売上高
借入条件
用途
運転資金・・・仕入資金、掛金・手形決済資金、給与・ボーナスの支払い、諸経費等の支払いなど
設備資金・・・店舗・工場改装、営業車両購入、機械・設備・什器等の購入など
※コロナの影響により必要となる資金に限る
既往債務(借り換え)
公庫の既往債務(過去の債務)の借り換えも可能です。
担保
無担保
返済期間(貸付期間)
運転資金の場合・・・20年以内
設備資金の場合・・・20年以内
据置期間(元金の返済が猶予され、利息だけ支払えばよい期間)・・・5年以内
融資限度額
中小企業規模(資本金1,000万円、従業員数10名以上がめやす)・・・6億円
国民事業規模(個人事業主、従業員数10名未満がめやす)・・・8,000万円
※日本公庫の既存の融資制度を適用した貸付残高にかかわらず別枠で8,000 万円です。
金利
融資を受けてから3年間は、基準金利から-0.9% となります。
(中小企業規模の例)基準金利1.08% ⇒ 0.18%に下がるイメージです。
(国民事業規模の例)基準金利1.23% ⇒ 0.33%に下がるイメージです。
4年目以降は、基準金利に戻ります。(国民事業規模の例)0.33% ⇒ 1.23% に上がります。