Uber Eats レストランパートナー加盟店舗 【Cigar BAR Bacchus】の出店事例

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Uber Eats 導入サポート

今回は東京都にあるCigar BAR Bacchusへインタビューを行いました。以前にUber Eats へ出店することを決めた理由について取材を行いました。

前回はBefore、今回はAfterということで、始める前のイメージと始めた後の結果についてお伺いしたいと思います。

Beforeの記事はこちらとなります。

>> Uber Eats 出店の決め手【Cigar BAR Bacchus】のオーナー様へ直撃インタビューしました!

Uber Eats へ出店を決めた理由とは

当店はBar の業態でして、食事をメインに扱っているわけではないんですが、仲の良いお店とコラボしてハンバーガーを定期的に提供していたところ、お客様からテイクアウトできない?と聞かれることが多かったので、Uber Eats でハンバーガーを出したら売れるかも!さらにお店の宣伝にもつながるかも!と期待して出店を決めました。

しかし、当店はあくまでBarにこだわり、食事メインではないので、たとえ出店したとしても薄利多売な商売だけは避けたいなと考えておりました。

Uber Eats に出店した結果

Uber Eats に出店した結果についてお話します。

想像以上に売れました!

正直、東京の片隅ということもあり、あまり期待をしておりませんでしたが、意外と売れて驚きました。当店は夜の19時から深夜3時までUber Eats を営業していますが、おそらく深夜の時間帯に他のお店が営業していないので、当店が選ばれている可能性が高いですね。そういう意味では、営業時間が差別化になり、売上に繋がっているかもしれませんね。現に深夜12時頃からよく注文が入りますよ。

高価格、高利益の商品でも売れる!

出店前は薄利多売だけは避けたいと思い、価格を上げて利益率が高いメニューを販売しようと計画しておりました。相場より少し高いので、もしかしたら売れないかも… という心配もありました。 

しかし、はじめてみると、1個2,000円のホットドッグが好調に売れて、1回の注文で10,000円を超える金額になったこともありました。

東京の外れでこの価格設定は高すぎるかなと心配してましたが、意外とわからないものですね。

お店の宣伝に繋がったかはわからず…

少しでもお店の集客に繋がればいいなという期待感もありましたが、2か月ほどやってみて、まだUber Eats をきっかけに来店されたお客様はいらっしゃらないですね。

Uber Eats のイメージ(テクスメクス料理)と実際のお店のイメージ(Bar)が全く異なるので、むしろテクスメクス料理を期待して来店されたお客様に「えっ、ここが!?」と不安に思われてしまうかもしれませんが(笑)

出店前に感じた不安は問題なかったか

出店する前に感じていた不安についてお話します。

意外と需要があって驚いた

やっぱり1番の不安は「この場所で本当に需要があるのか?」という点でした。はじめてみると、ポツポツと注文が入り、たまたまかなと思いましたが、はじめて2か月たった今でも、1日1~2件は安定的にオーダーが入ってくる状況です。

正直、始める前は0件も覚悟してましたので、1,2件でも結果がでて本当に嬉しいですね。

店内が忙しいときは休止して対応している

出店前は、もし店内が忙しくなったらUber Eats 大丈夫かな~、という不安がありました。そもそも注文があればの話ですが(笑)

有難いことに注文が入るようになり、店内と同時進行が難しい状況になりました。しかしUber Eats のタブレットから緊急停止ボタンを押してすぐにオーダーをストップできるので、店内が忙しいときの不安も解消されました。

深夜でも配達パートナーが来てくれた

当店は東京都の東村山市という小さな町にありまして、この辺に配達パートナーがいるの?と思うくらい人が少ない状況です。Uber Eats は配達パートナーがいなければマッチングが成立しない。ということを聞いていたので、正直この地域ではじめることに少し不安を感じていました。しかしはじめてみると、深夜2時でも来てくれるじゃないですか!Uber Eats って凄いなと思いましたね。

Uber Eats で苦労した点

うちのようなお酒をメインに扱うBar でUber Eats をやってみて苦労した点をお話します。

メニューを何度か変更した

これなら売れる!と思っていたメニュー(ドリンク)が売れなかったり、逆に想定外の料理が売れたり、想像以上に作る手間がメチャクチャかかったり、実際にやってみて気が付いた点がたくさんありました。そのため何度かメニューを変えましたね。

食材の管理が大変だった

普段は料理を店内で提供しないので、Uber Eats でどれくらいオーダーが入るかわからないときが辛いですね。Uber Eats では大きめのソーセージを使ったホットドッグを売りにしていたのですが、解凍に物凄い時間がかかるので、オーダーが入ることを見越して解凍しておかなければなりません。解凍してもオーダーが入らなければ廃棄になってしまうので、その辺の管理が大変でした。

厨房設備が必要だと感じた

うちのお店はBarがメインのため、厨房設備が凄い貧弱なんです…

1口の卓上コンロを使っているため、複数のオーダーが入るたびにピックアップ時間までに完成できませんでした。

Uber Eats を本格的にやるなら厨房設備を充実させる必要があるなと感じました。

Uber Eats に出店して良かった点

Uber Eats に出店して良かった点をお話します。

ヒマな時間帯に少しでも売上が上がる

平日や雨の日など、お店がヒマな時間帯があって、そのヒマなタイミングにUber Eats のオーダーが入るのは有難いですね。飲食店は来店がなければ売上がゼロなんですが、アマゾンや楽天のようにUber Eats というネットショップをやっているような感覚です。

入金サイクルが短い

Uber Eats の売上は毎週火曜日か水曜日に入金されるのでキャッシュフローがよくなりますね。飲食店は仕入にお金がかかるので、手元に現金がなければ成り立たなくなりますので。

この辺に宅配需要があることに気が付いた

この辺(東村山市内)で宅配を使う人がいるのか、やや疑問に感じていましたが、意外といることに気づけたことが大きいです。コロナのような未曾有の事態が起きた時に、Uber Eats で稼げるという安心感を手に入れた感覚です。デリバリーの需要があるということは、ゴーストレストランを出店しても儲かるということですし、新たなビジネスチャンスを発見できました。

お店で話せる話題が増えた

当店にはお店のスタッフと話を目的に来店されるお客様もいらっしゃいます。いつも同じ話題では飽きられてしまいますが、そういえばUber Eats 始めたんですよ~ とか言うと、え~どうですか?なんて話が弾むじゃないですか(笑)

今後の取り組みについて

Uber Eats について今後やってみたいことをお話します。

厨房を増設してデリバリーを強化する

現状、1口卓上コンロで調理をしているので、物凄い不便です… なので、奥にある倉庫を改装して厨房を増設したいなと考えているところです。お店のコンセプトに合うか微妙ですがね。。 まあ話題ができるし、面白ければいいかなと(笑)

メニュー数を充実させたい

出店前に考えたメニューの大半が

・作る手間がかかりすぎる
・食材管理が大変
・需要がなかった

等の理由でなくなってしまいました。

もちろん新しく追加したメニューもありますが、よく売れるメインメニューが3品程度しかなく、もう少しバリエーションを増やしてお客様に飽きさせない工夫が必要かなと感じております。

上記の失敗を糧に、手間がかからないけど高利益なメニューを考えたいと思います。

店内集客につなげたい

やっぱり、Uber Eats から店舗集客へ繋げたいですね。この辺(東村山)も土地開発が進んでいて、新しいマンションがいくつか建設されています。結構高そうな建物なので、Uber Eats を注文する余裕のある方が多くいそうな雰囲気です(笑)

なので、少し遠回りですが、まずはUber Eats で料理をお届けして、袋の中にお店のショップカードを入れることでお店の存在を知ってもらえたら嬉しいなと思います。

困っているお店にUber Eats を紹介したい!

前回の取材時にもお話しましたが、2020年の緊急事態宣言のあと、お店の運営がきつくなり、アルバイトスタッフを働かせることが厳しくなりました。そんなときに地域限定でデリバリーサービスを作って、働けなくなったスタッフを配達員として雇用し続けよう!みたいなアイデアがありました。その頃はまだUber Eats が東村山に上陸していなかったためです。(たぶん)

いまではコロナの影響もだいぶ落ち着き、人の動きも回復してきましたが、お客様が戻らないお店もあると聞きます。この街の飲食店オーナーさんとは大体つながりがあるので、Uber Eats いいよ!と紹介できればと思います。

最後にひとこと

始める前は、まさか、こんなに需要があるなんて1ミリも想像できませんでした。

1つ2,000円を超える値段だと買われないかな~と少し不安もありましたが、まわりの加盟店が閉まるせいか、深夜1時以降に売れるのがいいですね。

深夜にもかかわらず、配達パートナーの方々も親切に運んでくれるので本当に助かっています。

いざという時に稼げるツールとして、いまでは心の支えにもなっています。

Uber Eats おすすめですよ!

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