Uber Eats レストランパートナー加盟店舗 【備長炭火焼とりごえ】の出店事例

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Uber Eats 導入サポート

本日は東京都港区浜松町にある、備長炭火焼とりごえ様へインタビューを行いました。

浜松町駅から徒歩2分にあるお店は、開業40周年のあいだ地域のお客様に親しまれています。

人気メニューであるキジ(ニワトリの仲間)のお肉を炭火焼き台でじっくり焼いた「香ばしく炭薫る、きじ焼重定食」をはじめ、マグロやサバ焼きなど、お酒にピッタリなお料理を提供しています。

Uber Eats をはじめたきっかけとは

オフィス街ということもあり、店内は仕事終わりのお客様で賑わっております。しかしコロナウイルスの影響でテレワーク化が進み、オフィスへ通勤せず、在宅ワークにしている企業様が増えたようです。

月曜日、火曜日の稼働率を上げたい

飲食店あるあるですが、仕事がはじまる月曜日、火曜日は特に来客数が落ち込みます。居酒屋でお酒を飲む気力があまりないですよね。ですが、職場でお昼ご飯をスキップするわけにはいかないと思いますので、浜松町という立地を生かして宅配をやってみようということになりました。

近所の常連さんに自社配送でお届けしたい

もともとお店でテイクアウトをやっていて、お昼時になると多くの方がテイクアウトをしてくれます。もちろん取りに来ていただけるのは有難いのですが、常連のお客様に私たちが直接お届けしたいという想いもあり、自社配送に対応している宅配サービスの導入を検討しておりました。

雨が降ると来客が激減する…

どこのお店もそうだと思いますが、天候が崩れると来客が激減してしまいます。来客が減ったからといってお店を閉めるわけにもいかず、労務費がもったいないくらいです。飲食店の仕事はオンラインショッピングと違い、リアルのお客様に来ていただけなければ商売になりません。

ですが、Uber Eats のような宅配サービスを活用することで、ある意味、オンラインショップを開設し、販売した商品を配達パートナーの方が集荷にきてくれて、お客様へ料理をご提供可能なインターネットサービスを導入した感覚です。

Uber Eats を実際に導入した結果

想像以上に注文がくる

導入初日に、まぁ、1件くればいいだろう。という期待感でおりました。しかし、導入して約1週間のあいだ新規店として上位表示される影響もあってか、1日5件以上も注文が入りました。こんなに需要があるの!?と凄く驚きましたね。1週間を過ぎても相変わらず注文が入ります。

10回近くリピートしてくれるお客様がいる

1日2回連続で定食を注文してくれるお客様がいらっしゃいます。Uber Eats ではオーダーが入るとタブレットに注文者様の情報が表示されるのですが、過去に当店で何回注文されたかわかるシステムになっています。

よくみると、2回、3回、4回目、なかには既に10回以上も注文してくださった方もいます。

忙しくない時間帯に売上を確保できた

こちらも飲食店あるあるですが、ランチでお店を開けていても、会社のお昼休憩に合わせる形で12時~13時にお客様が殺到します。13時を超えると、さっきまでの混雑具合が一気に解消されます。

ランチが終わると夜のオープンに合わせて仕込みを行います。そのあいだにUber Eats の注文を受け付けられるので、スキマ時間に売上を確保できるようになりました。

Uber Eats で苦労した点

配達パートナーへ渡すタイミングが難しい

オーダーが入ると配達パートナーの方がとりに来てくれる目安の時間が表示されるのですが、その予定を大幅に前後するケースが目立ちますね。”10分後にピックアップ”と記載があっても、5分くらいで到着したり、逆に20分以上もこなかったりしたときもありました。早く到着しすぎると、まだ料理ができていなくて配達パートナーの方を待たせてしまうので少し申し訳ない気持ちです。

店内が忙しいときの対応

店内が忙しいときにUber Eats のオーダーが入ると大変ですね。いつでもタブレットから簡単に営業を一時停止できるので問題はないですが、物凄い込み合っているときに不意にオーダーが入ると「どうしよう…絶対にムリだ」となりますね。。一応、お店の都合でオーダーをキャンセルすることもできるみたいですが、せっかく注文してくださったので120%の力を出し切って対応しております。

売れる価格設定

導入して3週間ほど全品20%OFFの割引キャンペーンを行いました。当店のメニューには、原価が高めの素材が多く、Uber Eats の手数料を加味した価格設定だと割高になってしまいます。割引期間中は凄い手ごたえを感じました。しかし、割引期間終了後、通常料金に戻ったとたんに注文数が減りました。お店の利益を考えつつ、売れる価格を見極めることが重要ですね。

Uber Eats を導入して嬉しかったこと

リピーターのお客様が日に日に増えていること

Uber Eats を行っていて1番嬉しいのは、オーダー画面に注文回数が表示されることです。初回注文よりも2回目以上の表示を見るのが楽しくって、”ああ、やっててよかったな~”と日々の励みに繋がります。他にもたくさんの競合店があるなかで、当店を選んでいただけるなんて嬉しいじゃないですか。

自社配送によりお客様へ直接お届けできること

Uber Eats では、配達パートナーに運んでもらうだけでなく、自社配送を行うことも可能です。当店に宅配用の電動自転車を常備しておりまして、店内が忙しくないときだけ、タブレットから自社配送に切り替える設定を行っております。自社配送を行うことで、注文者様へ直接お届けできるので、どのような人が買ってくださっているのかリサーチにもなります。できれば当店のこだわりなんかも伝えたいなと思います。

Uber Eats に期待すること

料理が冷めないように集荷のタイミングを正確にしてほしい

あまり不自由はないのですが、唯一、料理を渡すタイミングが難しいなと感じています。Uber Eats のオーダー画面に「○○分後にピックアップ」と表示されるのですが、大幅に前後する場合が多いです。1番の悩み事は、10分と表示されていて、その通りに作っても、配達パートナーの方が20分後くらいになってしまい、料理が冷めてしまうことです。当然、冷めた料理を提供するわけにはいかず、作り直しします。できればバスや電車の現在位置がわかるように、配達パートナーの方がいまどの辺にいるのか確認できれば、最適な状態で提供できると思います。

もう少しマニュアルを充実させてほしい

当店ではUber Eats 以外にも他の宅配サービスを導入しているのですが、他のサービスは常に電話対応をしてくれます。一方でUber Eats はPDFや動画の解説はあるものの、情報を自分たちで探す必要があり、それも網羅されているわけでなく、想定外のことがよく生じます。たとえば、自社配送の際に現金払いがあることを知らず、現金を受け取らずにそのままお店へ戻ってしまい、お客様が自らお店へ現金をお持ちになられたケースがありました。デリバリーで時間を節約したい方にとっては、逆に時間がとられてしまうトラブルですね。そういう頻発しそうな注意点だけでも注意喚起いただけたら有難いなと思います。一応補足ですが、Uber Eats のシステムは感覚的に使えるようになっています。

今後工夫したい点

メニューを追加する

当店では季節によって仕入れる食材を変えているため、その時期に旬な食材を使ったメニューを追加していきたいと思います。リピートしてくださっているお客様を飽きさせない工夫ができたらいいなと。

オプションを増やして利益を上げたい

現状は、Uber Eats の手数料、容器代、食材費の原価がかかり、利益率がとても低いので、お味噌汁や漬物などのオプションで利益を増やすような対策を考えております。Uber Eats でたくさんオーダーが入っても利益がでなければ長く続けられないので、しっかり儲けを出せるように工夫したいですね。

自社配送で店舗集客につなげたい

自社配送をやってみて、直に注文者様へお渡しすることで、少しだけ会話する時間も生まれます。自社配送の距離を半径1kmに設定しているので、職場からも自宅からもお店へお越しいただける距離感だと思います。少しでもお店にお越しいただけるようにショップカードやチラシでお店を宣伝し、宅配から実店舗の来店へ繋がられたらいいなと思います。

最後にひとこと

Uber Eats の需要は本当に感じられますね。お店が忙しくない時間帯にコツコツと売上を確保できる点がとても魅力的だなと感じております。

いまでは日々、リピート数を眺めることが楽しみになっています。

来店されたお客様や宅配を頼まれた方へ、全力で良い物をご提供させていただくことで、地道にお店のファンを増やしていき、創業から100年続く、皆様に愛されるお店を目指していきたいと思います。

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