Uber Eats(ウーバーイーツ)で利益を出すにはどうすればよい?どれくらい儲かるの?

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Uber Eats 導入サポート

Uber Eats へ出店後に店舗様が工夫している利益の出し方を一部ご紹介します。

まずはじめに、Uber Eats で売れている平均単価について以下へ共有します。

  • ランチ:1,500円前後(配達料および手数料を含む総額)
  • ディナー:1,800円前後(配達料および手数料を含む総額)

というデータがございます。

この数字は、ユーザーが最終的に決済する金額の平均値となります。

目次

利益の考え方について

ここでの利益とは、Uber Eats の売上から原価および販売手数料(35%)を差し引いた余りです。

この利益をいかに出せるかどうかで事業の良し悪しがわかれます。

Uber Eats で引かれるコスト

Uber Eats で料理を販売した売上に対して販売手数料が35%、さらにその販売手数料に対して10%の消費税がかかります。

そのため、売上に対して合計38.5%(35%+ 35%×10%)が差し引かれます。

売価1,500円の場合

たとえば、1品1,500円で販売した場合、1,500×38.5%の577円がコストとして発生します。

つまり、1,500円-577円=923円が店舗様へ入金される仕組みです。

入金額923円-原価で利益が求まります

売上1,500円-販売手数料(税込)577円=入金額923円に対する原価をマイナスします。

仮に原価が500円の場合、ここまでの利益は923円-500円=423円となります。

意外と盲点、容器代が利益を圧迫する!

意外と忘れがちですが、容器代や袋代なども売上原価としてカウントします。

現在、容器代も高騰しており、1セットあたり50円~100円になることも珍しくありませんね。

つまり、さきほどの利益423円から容器代50円を差し引いて残る最終的な利益は約373円という結果になります。

これでは薄利多売となってしまいます。

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出店後に利益を上げている加盟店の特徴とは

利益を出せている店舗様の特徴は以下の通りです。

  • 売価が高くて原価が低い
  • 事前に作り置きできる料理の売上が大きい
  • 家族層からの注文が多い
  • 利益率の高いオプションがある

それぞれ解説していきます。

売価が高くて原価が低い

当然ですが、高く売れて原価が低ければ利益が大きくなります。

Uber Eats でも、1,500円程度で売れて、原価を300円程度に抑えることができれば、さきほどの計算式より、1商品あたり約573円の利益を出すことが可能になります。

※原価率でいうと20%程度になります。

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事前に作り置きできる料理の売上が大きい

事前にある程度作り置きできて、すぐに出荷できるような料理を取り扱っているお店の利益は割と大きくなります。

オーダーを受注してから食材を加工して、調理が必要な料理は手間のわりに利益があまりでてない… ということもございます。

もちろん手間をかけて作った料理のほうが美味しいはずですが、薄利多売の状態が続くと、フードデリバリーを続けるモチベーションが下がってしまいがちです。

家族層からの注文が多い

家族層の注文は、お客様単価が大きくなり、その分利益を出しやすくなります。

特に老若男女、みんなに楽しんでもらえるようなメニューを豊富に取り扱っているお店が家族層から支持されています。

メニュー数も20品以上あり、あえてお子様向けのメニューを揃えておくことも大切です。

利益率を上げる追加オプションがある

Uber Eats の注文アプリは、ユーザーが注文する際に、ドリンクやトッピングなどの追加オプションを提案できる仕様となっております。

たとえば、海鮮丼をメインに扱うお店では、インスタントのお味噌汁をオプションに設定したり、ペットボトルのお茶を設定したり、ソースの種類を選択できたり、様々な工夫が可能です。

Uber Eats を利用するユーザーの中には、たまには財布のひもを緩めて、贅沢したいと思われる方もいらっしゃいます。

頻度は少ないですが、たまにある大物を取りこぼすことなく、確実に獲得されているお店が高利益を出しています。

利益を出すために注意すべきポイント

これから新規出店する店舗様は以下の点を工夫できるとgoodです。

  • 原価を適切に把握できているか
  • 容器代を見直すことができないか
  • お客様が喜ぶような追加オプションがあるか
  • 家族層に選ばれるか

それぞれ解説していきます。

原価を適切に把握できているか

なかには、販売し続けているだけで、どれくらい原価がかかっているのか全く把握していない方もいらっしゃいます。

飲食業といえば、製造業に例えられますが、直接かかる食材費、容器代、その他カトラリー代など、間接的にかかる光熱費や人件費など、細かく把握している店舗様は非常にすくないようです。

事業を継続するためには、原価計算を適切に行い、トヨタ自動車のように利益を最大化すべく、改善し続ける気持ちが重要です。

容器代を見直すことができないか

現在、物価高の影響により容器代も値上がりしております。

意外と盲点になりがちですが、容器も1個当たり蓋まで合わせると100円近くかかります。

安い容器は熱に弱く、薄っぺらいのでおすすめできませんが、ロット数に応じて割引をしてくれる仕入先もあります。

製造業に購買部という仕入のプロ集団がいるように、容器をいかに安く仕入れるかという経営スキルも重要です。

お客様が喜ぶような追加オプションがあるか

今日はいつもより奮発しよう、という気分で注文されるお客様もいらっしゃいます。

ソースの種類を変更できたり、マヨネーズをトッピングができたり、様々な工夫ができそうです。

サラダを追加で頼むと50円OFFなど、ユーザーへセット注文でお得になるメニューの提案ができますので、お客様のニーズを満たせるようなメニュー構成を検討しておきましょう。

利益だけでなく、ユーザーの立場で考えてみる

お客様のことを知るために、一度Uber Eats アプリから注文してみることをおすすめしております。

お店の方は見落としがちですが、お店側が意図した売価とユーザーが支払う金額には大きな差が生じます

差が出る要因は以下の通りです。

  • 配達料がかかる
  • 注文手数料がかかる

お客様は配達料を負担している

多くのユーザーは、お店側で設定した売価1,500円に対して、おおよそ50円~300円程度の配達料を負担します。

そのため、(仮に)1,500円で出品してもなかなか売れない場合があります。

配達料は配達パートナーの稼働状況等によって安くなったり、高くなったり変動します。

なお、Uber Eats の配達料をお店側で負担する機能があり、一時的なキャンペーンとして、ユーザーの負担を減らすことも可能です。

注文手数料がかかる

ユーザーは注文金額に対して約10%の手数料を負担します。

売価1,500円に対して約150円の手数料がかかるイメージです。

売価1,500円に対して支払額が2,000になることも

通常ユーザーは、料理代とは別に配達料および注文手数料を負担しなければばらないことを頭の片隅に入れておきましょう。

利益を優先しすぎた結果、出店後になかなかオーダーが入らず悩んでいる店舗様もいらっしゃいます。

利益も大事ですが、ユーザーのお財布事情も考慮しつつ、正しい値付けを行うことが大切です。

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