Uber Eats で営業を開始する際に、お店にwifiがなければだめでしょうか?
そのような質問にお答えします。
目次
まずはじめに、Uber Eats のオーダーを受注するにあたり、インターネットに接続する必要がございます。
現在はQRコード決済や有線などの普及により、既にネット環境があるかと思います。
ですが、もしも店内にwifiやインターネット環境がない場合、以下のような対策が必要です。
それでは、順番に説明します。
Uber Eats では、新規出店時にオーダーを受けるためのアプリがインストールされた状態のタブレットを貸し出しています。
なおレンタルには下記の費用がかかります。
タブレット端末をUber 社からレンタルする場合、合計22,500円が店舗様の売上から控除されます。
インターネット回線をレンタルされる場合は毎週250円が発生します。
店内にwifiがない場合、新規出店時にUber Eats からレンタルする方法が最も無難です。
タブレットについてこちらで詳しく解説しております。
Uber Eats への出店を機に、新しくwifiを契約する方法です。
なお、wifiの契約には工事費や月額利用料が発生します。
光回線を使用する高速なインターネットを利用できるタイプの月額利用料は3,000円~5,000円程度が相場となっています。
光回線タイプのwifiは、利用できるまで以下の期間がかかるので注意が必要です。
光回線タイプのwifiを新規契約すると、工事費は無料になるキャンペーンがほとんどですが、2年以内に解約した場合、解約料および工事費を請求されるため注意が必要です。
一方で、インターネット速度は光回線に劣りますが、Uber Eats で十分に使用できるポケットwifiというタイプもございます。
ポケットwifiの場合、通信料によりますが月額1,500円~3,000円程度で利用可能です。
ポケットwifiは、利用できるまで以下の期間がかかるので注意が必要です。
尚、Uber Eats 目的で使用する場合、データ通信量は3GB程度あれば十分です。
ポケットwifiの注意点は、地域によって通信速度にばらつきがある点です。
wifiを契約される際は、必ずお店のスタッフに確認しましょう。
Uber Eats のオーダーを受ける端末はタブレットのみならず、スマートフォンでも問題ありません。
Uber Eats Orders というiOSもしくはAndroid専用アプリをインストールすることができ、かつインターネット接続されていれば、どのような端末でも基本的には使用可能です。
スマホの場合、画面が小さいので、オーダー情報が見づらいなどの弊害を伴います。
とりあえずお試しでスマートフォンを使って様子を見てみる店舗様も実際にいらっしゃいます。
「ちゃんとオーダーが来るな」と出店後の感触をつかんでからwifiを契約し、さらにタブレットをレンタルすることも可能です。
スマートフォンにはテザリングという機能が備わっています。
スマートフォンの設定からテザリングをオンにすることで、スマートフォンをポケットwifiとして活用できる機能です。
スマートフォンのテザリング機能により、Uber Eats 用のタブレットをインターネット接続することでオーダーを受注することが可能です。
テザリングのメリットは、新たにwifiを契約することなく、利用したいタイミングにいつでもポケットwifi化できる点です。
一方でデメリットですが、スマートフォンのデータ通信容量がすぐになくなってしまう点です。
さらに、スマートフォンをタブレットから離すとwifiが途切れてしまうため、常にスマートフォンをUber Eats 用のタブレットのそばに置いておかなければなりません。
一時的にはテザリングでも大丈夫ですが、本格的に稼働する場合、とても不便です。
電子機器のことはよくわからない。
どうすればいいかよくわからない。
面倒なことは避けたい。
このような場合には、Uber Eats でタブレットをレンタルすることをおすすめしております。
レンタルが必要な方は、新規出店時にUber Eats の担当者へ「タブレットおよびSIMあり」と伝えます。
SIMとは、インターネット通信が可能なチップです。
そのチップがタブレットに挿入された状態でお店に届きます。
タブレットを受け取り次第、電源をオンにするだけですぐにオーダーを受注いただけます。
設定などの手間が省け、万一の故障も補償してもらえるため、店内にwifiがなく、タブレットもない場合、レンタルしましょう。