本日は、志村けんさんで有名な東京都東村山市でBar を経営するオーナー様へインタビューを行いました。緊急事態宣言以降、ステイホームの生活様式になりつつあるいま、Cigar BAR Bacchusさんも新たな取り組みを模索しております。なぜUber Eats の出店をすることになったのか、その理由をお伺いさせていただきました。
早速ですが、お店のコンセプトをお伺いしてもよろしいでしょうか??
お酒をゆっくり楽しんでいただける空間づくりを大切にしております。仕事帰りにふらっと立ち寄ったり、地元の友人と落ち着いて飲みたいときに選んでいただけるbarを目指しております。
とても落ち着いた雰囲気で居心地が良さそうな空間ですね!
今回、Uber Eats の出店をお考えだとか。もしよろしければ、出店の経緯をお聞きしてもよろしいでしょうか?
目次
うちのお店(Cigar BAR Bacchus)では、食事をメインに提供しているわけではありませんが、定期的に知り合いの飲食店さんとコラボしてハンバーガーイベントを開催したりしています。
ハンバーガーイベントは事前の予約制にしているんですが、呼びかけと同時に完売になるくらい人気があって、”これ、ひよっとしたらUber でも売れるんじゃない?” みたいな話になり、物は試しでやってみるか!となりました。
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そうだったんですね!たしかにハンバーガーはUber Eats で需要がありそうですね!
最近お店の周辺にマンションがたくさん建設されていて、人口が増え、新しい需要が生まれると思うので、物は試しということで出店を検討中です。この辺でUber Eats を利用する方々にお店の存在を知ってもらえるきっかけになれば嬉しいですね。
実はbar 以外の飲食店のオープンも考えていたので、ノーリスクでバーチャル店舗を持てるなんて魅力的じゃないですか。
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正直、安い料理をたくさん提供するよりも、少し高いけど、高単価、高利益の商品を1つでも販売できれば上等だと思ってます。Uber Eats は配達も代行してくれるので、多少高くてもニーズがありそうな商品を見つけられたらいいなと思います。
10個売って3,000円の利益をつくるよりも、1つ売れれば利益が3,000円になるようなメニューをお考えなんですね!
それが理想なんですけど、現実はそんなに甘くないですよね笑
Uber Eats が東村山市に2019年11月頃に導入されたことを後から知ったのですが、2020年3月の緊急事態宣言のあと、地元の飲食店で働いていたスタッフが仕事を失う危機的状況に直面しておりました。
そんなとき、たまたまお店に来てくれた常連さんと「緊急事態宣言の影響で仕事を失いそうな飲食店スタッフの雇用を守るため、一時的に宅配の配達員として活用できないか」というアイデアを思いつきました。
そうだったんですね!いわばUber Eats みたいな宅配代行の仕組みを東村山限定でやろうと思われたのですね?
そうなんですよ。Uber Eats があまり浸透していない地域だったので、地元の飲食店同士で協力して飲食店で働くバイトスタッフを守りたい一心でした。
かっこいいですね!ちなみにそのサービスは実際にうまくいったのでしょうか?
はい。その話をしていた常連さんが実際にサービス化して活動しているみたいで、ある意味、Uber Eats の競合になるんでしょうかね。
そんな話をしているうちに、ちらほらUber Eats を導入するお店が増えてきたので、”うちのお店もUber Eats をやろうかな” と意識するようになりました。
そうですね、強いて言えば、お店を貸し切りにするとき、Uber Eats のオーダーを停止しなければいけなかったり、店内が忙しくてワンオペで回している際にUber Eats を対応している場合じゃないだろうな、という懸念があります。
たしかに、Uber Eats の注文はちょうど店内が忙しくなる時間帯と重なるので、その辺の運用はちょっと考えどころですね。
あとは、配達パートナーとマッチングするか、そして、しっかり運んでくれるかという点が気になります。
たしかに、いろいろな方が運ぶので気になりますよね。お店に来る途中、近くのマクドナルドに配達パートナーの方々が出入りしているのを見かけたので、配達パートナーのマッチングは問題なさそうですね。少し会話したんですが、この辺はベテランの方が多いみたいなので、しっかり運んでいただけそうです!
ちなみに、この辺(東村山)の地域って、Uber Eats の需要はありそうですか?
そうですね。アプリで見る限り、意外と注文数が多いように見受けられますね。
たとえば、
・中華料理屋さん(個人店)
・クレープ屋さん(個人店)
・うな丼屋さん(個人店)
・洋食レストラン(個人店)
・タイ料理屋さん(個人店)
・からあげ屋さん(チェーン店)
・ラーメン屋さん(個人店)
・たこ焼き屋さん(チェーン店)
・ステーキ屋さん(チェーン店)
・カレー屋さん(チェーン店)
・韓国料理屋さん(個人店)
などなど、アプリのデータを見る限り、結構売れている印象です。特に有名なチェーン店だけでなく、個人規模のお店もしっかり需要があるようです。
へ~、あそこのお店も出店しているんですね。
たしかに、これだけ需要がハッキリ見えると、意外といけそうな気がしてきました!
あとはどんなメニューでいくらくらいの価格帯が売れるのか、もう少しリサーチが必要かもしれませんね。
そうですね。この地域の統計データから、世帯数や年齢層などを調べて、他の加盟店と競合しないようなメニューをうまく販売できれば、売上も期待できるのではないでしょうか。
ちなみに、そういう地域のデータをサポートいただけたりするのでしょうか?
はいもちろんです!弊社では様々な統計データを使って、競合店の状況も把握したうえで導入をサポートすることが可能です!
ワンオペでお客様の対応を行っているので、Uber Eats の出店サポートをお願いできるのはとても有難いですね。いろいろご相談させていただきますね。
かしこまりました!ぜひ一緒に人気店を作りましょう!
bar という業態でUber Eats に出店されているケースはとても珍しいのではないでしょうか。
逆にbar だから出店できないこともありませんので、お店の宣伝を兼ねてUber Eats に出店することは良いアイデアだと思います。
知人のハンバーガー屋さんとコラボして(ある意味OEMのように)料理を販売するような案も面白そうですね!
深夜まで営業しているbar ならではの強みを発揮して、Uber Eats を活用されている様子を改めてインタビューさせていただきたいと思います!
本日はありがとうございました。
【出店条件はこちら】
» Uber Eats(ウーバーイーツ)出店登録ガイド